初診の方へ

診療方針

歯医者に対する考え方が「痛くなってから通う」から「むし歯にならないように通う」という考え方に変わりつつあります。
歯というものは、抜いたり削ったりすると元には戻りません。できるだけ長くご自身の歯で噛んでいただくために、なるべく削らない、痛みの少ない、歯の負担を減らすという治療は今や当たり前のものとなってきました。専門的なことばで「低侵襲(ていしんしゅう)」の治療といいますが、当院では低侵襲の治療はもちろんのこと、むし歯や歯周病になってしまった原因の解決や、同じことを繰り返さないための治療後のメンテナンスである予防に力を入れております。
そのために患者さんとのコミュニケーションを大切にし、治療前の説明を納得がいくまでしっかりとし、治療中も都度今から行う治療内容の説明をするなどして、患者さんが不安なく治療を受けていただけるように配慮しております。

当院の特長

平日忙しい方も嬉しい土日祝も診療

「仕事が忙しくて平日はなかなか歯医者に行けない」「学校が休みの日に子供と一緒に通いたい」といったご事情のある方でも通っていただけるように、当院は土曜日は19:30まで、日曜日は19:00まで、祝日も12:30まで診療をしております。

車で通いやすい駐車場5台分完備

当院は京阪電鉄京阪本線の「萱島駅」から、京阪バスに乗って「上神田停留所」で下車して徒歩1分の場所にございますが、遠方からお越しの患者さんのために医院正面に5台分の駐車場をご用意しております。お車の方も安心してお越しください。

ベビーカー・お年寄りに優しいバリアフリー設置

車椅子をお使いの方やベビーカー連れのお母さまでも安心して通っていただけるように、院内は段差のない完全バリアフリー設計です。
医院の外も緩やかな勾配のスロープを設置して、車椅子を押す際や、手動車椅子で移動する際の負担を軽減する配慮をしております。

治療の流れ

1.ご予約・お問い合わせ

当院は患者さんをお待たせしないために、基本的に予約制としていますので、まずはお電話にてご連絡ください。

急な痛み、事故などにより至急治療が受けたいという方はその旨を電話にてお知らせいただければできる限り対応させていただきます。

2.ご来院・問診票のご記入

ご来院いただきましたら、まずは問診票の記入をお願いいたします。
ご来院の主な目的はもちろん、施術を受けるかわからないけれど、ホワイトニングについて聞いてみたい、といった疑問点でも構いません。主訴の治療と合わせて丁寧にご説明させていただきます。

3.初診カウンセリング

初診の方にはカウンセリングを行い、ご希望される治療内容や、痛みや不具合を感じている点を丁寧にお伺いいたします。
激しい痛みがある方にはカウンセリング後、早急に痛みに対する処置を行います。

4.口腔内の情報収集

レントゲン写真の撮影や検査を行い、患者さんのお口の中の状況を丁寧に把握し、診断を行います。

5.治療計画のご提案

診断に基づいて治療の計画をご提案いたします。
複数の案がある場合はそれぞれのメリット・デメリットを明確に説明します。
患者さんにご理解いただけるように分かり易いお話を心がけ、必ず同意をいただいてから治療を始めることを徹底しています。

6.治療開始

治療を始めるに当たっても、その日に行う治療内容とその目的を明確にお話しします。
また痛みが予想される処置が必要な場合には、麻酔を使用するなどして、できるだけ痛みが少ないように配慮しながら進めてまいります。

7.治療完了・メンテナンス

お口の中の健康を維持していただくためにも3ヶ月に一度の定期検診をご案内しています。

お口の中の状態を良好に保つために必要なのは、毎日の適切なセルフケアと定期的なプロケアです。
患者さんのお口の状態を拝見することで、磨き方の癖などがわかりますから、それぞれの方に合ったブラッシング指導も行っております。
私たちと一緒にお口の健康維持に取り組みましょう。

8.次回予約

治療終了です。
歯のクリーニングなど1回で治療が終了する場合を除き、次回のご予約をしていただくとスムーズです。

治療後のメンテナンスが大切です

どれほど丁寧な治療を行っても、いったん悪くなった部分は全く健康な状態に比べると弱くなっているのが現状です。そのため治療が終わったからといってケアを怠れば、またすぐに状態が悪くなってしまい、再度治療を行うことになります。
これを何度も繰り返していると歯を抜かざるを得ないという状況に至ることもあります。

歯を失ってしまった場合の治療方法もありますが、本来持っている天然歯に勝るものはありません。その大切な歯を守るためにも意識を高く持ち、適切なブラッシングをマスターしましょう。
毎日のセルフケアと定期的なプロケアがきちんと行われていれば、虫歯や歯周病のリスクは大きく軽減することができます。