歯周病

歯間ブラシで虫歯、歯周病を防ぐ!

 

こんにちは。

歯の隙間に食べカスが詰まったら、ぜひ使って頂きたいのが歯間ブラシです。
しかし、外出先で歯間ブラシを使うのはちょっと困難です。

 

歯間ブラシとは

歯間ブラシは歯茎が下がって(主に歯周病が原因)歯の間が空いた場合に使用します。

歯と歯の間の隙間の歯垢を落とすために使いますが、糸ようじと違う点は、歯と歯が重なっている部分(コンタクトと言います)には使えないという事です。

歯茎がさほど下がっていない人は、歯間ブラシを使用することによって歯茎を傷つけたり、逆に歯茎を下げてしまう原因になってしまいますので糸ようじがお勧めです。

 

歯間ブラシの効果

歯周病は成人の8割が罹患していると言われている、病気です。特に30代以降は歯周病によって、歯茎が下がってきやすいと言われています。

そうなると歯の間に歯垢が溜まりやすくなってきます。

もちろん、歯垢を放っておくと、石灰化が進んで、歯石となり、歯周病が進行しやすい環境になってしまいます。

その他に怖いのは、歯の根の部分の虫歯になってしまう事です。歯茎が下がってしまうと、歯の根っこが見えてきます。その部分は実は虫歯にとてもなりやすいのです。

上の部分の3倍、虫歯になりやすいとも言われています。そしてこのむし歯は徐々に進行するので痛みが出にくく、気づきにくいので、知らない間に進行していることがよくありますので注意してください。
歯間ブラシはそういった、歯の間や根っこ部分の歯垢を落とし、虫歯予防や歯周病予防もしてくれるのです。

根面う蝕

歯間ブラシの使い方

 

①使い始めは、鏡を見ながらの歯間ブラシの使用をお勧めします。鉛筆を持つように持つと使いやすいです。

歯間ブラシの使い方

②歯茎の根元を狙うのがコツですが、この時に歯間ブラシの挿入する方向にも注意しましょう。

歯間ブラシの使い方2

 

③内側から挿入できる場合は同様に行って欲しいですが、無理はしないでくださいね。

歯間ブラシの使い方3

 

④取り出すときはゆっくりと抜き出してください。

歯間ブラシ4

歯茎が腫れていると、血が出る事があるかもしれませんが、続けて行くと歯茎が引き締まって血が出なくなってきます。

 

⑤使用後は歯ブラシと同様に、よく洗い、しっかりと乾燥させてください。清潔さを保つために、2週間ほどで交換をお勧めします。

歯間ブラシ5

 


 

歯茎が最近下がって来たなと感じている方、歯間ブラシでのお手入れが必要になってきているサインかもしれません。

慣れないと難しく感じてしまうかもしれませんが、コツをつかめば何も難しくありません!ぜひ、歯間ブラシを習慣づけてみてくださいね!